手あれ(進行性指掌角皮症)
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皆さま、こんにちは!
八尾市 久宝寺にあります
ほしの皮膚科クリニック
スタッフSです👩
9月に入りましたが、暑い日は続きますね😥
まだまだ多汗症でのご相談、多く受けます。
当院では、保険治療と自費治療をご案内させて頂いておりますので多汗症でお悩みの方、一度ご相談下さい😊
本日は、主婦湿疹とも呼ばれる『手あれ』についてお話しさせて頂きます。
手あれ(進行性指掌角皮症)とは…
手指は日常生活でさまざまなものに触れるため、外からの刺激を受けやすく炎症が起こりやすい部位です。
手のひらは体のそのほかの部位と異なり、皮膚の表面にあぶらを分泌する皮脂腺がないため、皮膚の保湿機能が弱く乾燥しやすいという特徴があります。
主に利き手の親指、人差し指、中指の指先から発症し、皮膚が乾燥してはがれ落ち、さらに硬くなってひび割れたり、指紋がなくなるなどの症状がみられます😣
ひどくなると、両手のひら全体にまで広がってしまいます😖
一般に、アトピー要因を持つ人に多くみられ、冬にひどくなりますが、夏にはよくなる事が多いようです。
外気に直接さらされたり、エアコンを汎用する室内環境、水や洗剤を多く使用することなどが乾燥の原因として考えられます。
基本的には、外用薬や保湿剤、紫外線療法で経過をみますが、程度により薬の強さなど調整し経過を診ています。
ハンドクリームを塗っていてもなかなか手荒れが治らないことがありませんか?
早めに適切なケアを行うことで症状の悪化を防ぐ事ができるので、ひどくなる前にご相談下さい🏥