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毛孔性苔癬(毛孔性角化症)

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皆さま、こんにちは!

八尾市 久宝寺にあります

ほしの皮膚科クリニック

スタッフSです👩

 

9月に入り暑さも一段落✨

イネ科からキク科の花粉に移行する季節です。

キク科の花粉との関連が報告されている食物は、スイカ.メロン.バナナ.ピーナッツなど数十種類あります。

食物を摂取した後、口腔内に刺激や違和感を感じた方は受診しましょう☝

 

本日は、季節を問わずご相談の多い

毛孔性苔癬についてお話しさせて頂きます。

毛孔性苔癬とは…

毛穴に一致して小さな盛り上がりが生じる状態のことを指します。かゆみや、痛みなどの症状を引き起こすことはありませんが、見た目に鳥肌のような変化をきたし、上腕や太もも、頬、おしりなどに生じます。

小児期から思春期にみられることが多いですが、どの年齢層にもみられます。

原因は、ケラチンと呼ばれるたんぱく質が毛穴の出口を塞いでしまうことで、表面から見た際に盛り上がってみえるようになります☝

根本的な原因については明らかになっていませんが、遺伝学的な体質・アトピー性皮膚炎や乾燥肌などの皮膚状況などが関与していると言われています。

成長するにつれて皮膚の見た目の変化も軽減し目立たなくなることもあります。

保険での治療は、皮膚を柔らかくすることを期待した外用薬や保湿剤で経過をみていきます。

自費では、レーザーやピーリングなどの治療法があるので、美容的な観点から気になる際には、自費治療でのご案内もさせて頂いております。

一度、ご相談下さい🏥