光線過敏症
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皆さま、こんにちは!
八尾市 久宝寺にあります
ほしの皮膚科クリニック
スタッフSです👩
紫外線が強くなり、ヤケド痕のケアのご相談が増えてきました。
皮膚の状態により遮光法が異なりますのでご相談下さい🏥
本日は、光線過敏症についてお話しさせて頂きます。
光線過敏症とは…
太陽光にさらされた皮膚に赤みや炎症、かゆみを伴う皮疹ができるのが特徴です☝
太陽光によって引き起こされる免疫システムの反応で、日光アレルギーとも呼ばれています。ある種の薬や化学物質を服用または皮膚に塗った後、光を浴びて発症する場合もあります。
こうした反応は遺伝する傾向があるとも言われています。
太陽光線には『紫外線』『可視光線』『赤外線』が含まれています。
光線過敏症を起こす光線の多くは紫外線(UV)です。UVは波長により3種類に分類され波長が長い程エネルギーが強く生体に有害な影響を与えます☀
光線過敏症を起こしやすい薬剤は、時代とともに変化し近年では、抗生物質、非ステロイド性消炎鎮痛剤など多くの報告があります。
予防は、紫外線を遮断するのが必須です。
地表面や建物の反射も紫外線照射において考慮しなければなりません。紫外線が強い10時~14時の外出を避け、長袖・帽子・手袋・サングラスなどで物理的に光を遮るとともに露出している部分には日焼け止めなどで防御します☀
皮膚が強い日光にならされていない春先から初夏にかけて症状が出ることが多く、治療は症状に応じて外用や内服薬で行います。
心あたりのある方は、一度ご相談下さい🏥