粉瘤
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皆さま、こんにちは!
八尾市 久宝寺にあります
ほしの皮膚科クリニック
スタッフSです👩
よくご質問のある外用薬の使用期限。
記載されている期限は未開封の場合を示しています。
一度開封された薬は温度や湿度、光の影響を少なからず受け変質していきます。
チューブのものは開封後3ヶ月、容器に入った混合薬は1~2ヶ月が目安となります。
病院で処方されたお薬は、その時の症状に合わせて処方したものです。手元に残ったからといって家族など他の方にすすめないようにしましょう。
本日は、年中ご相談のある粉瘤についてお話しさせて頂きます。
粉瘤とは…
皮膚腫瘍の一種でアテロームとも呼ばれています。何らかの原因により毛穴の一部が内側にめくれて袋状の構造物となり、その中に脱落した角質や皮脂が溜まり徐々に成長していく疾患です。
膨らんだしこりの中央に、黒い点の開口部があるのが特徴です。
開口部に衝撃が加わり蓄積された内容物が排出された場合、不快な臭いを発します😟
炎症を起こしていない粉瘤の場合は、手術で腫瘍の袋と内容物を取り除きます。
炎症性粉瘤となってしまったものは、痛みや熱感を伴うため、局所麻酔をして皮膚を切開し、たまった膿を洗い流し炎症を抑えていくため数日通院が必要です。
粉瘤は、全身のどこの皮膚にも発症します。同じ場所に繰り返しできものができてお悩みの方、ご相談下さい🏥