りんご病(伝染性紅斑)
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皆さま、こんにちは!
八尾市 久宝寺にあります
ほしの皮膚科クリニック
スタッフSです👩
今年も口唇ヘルペス・帯状疱疹のご相談が増えてきました。
季節の変わり目や、疲れ・ストレス・発熱など免疫が低下している時にあらわれます。
帯状疱疹後、神経痛が起こる事がありますので皮膚症状が出たら早めに受診しましょう🏥
本日は、
今週に入りご相談の多い『りんご病』についてお話しさせて頂きます。
りんご病(伝染性紅斑)とは…
『ヒトパルボウイルスB19』というウイルス感染症です。
りんご病にかかるのは、幼児期~学童期に多くみられますが、大人にも感染します。
感染後、5~10日に発熱・倦怠感・頭痛・筋肉痛などの軽微な風邪様症状がみられます☝
飛沫・接触感染が中心で、両頬がリンゴのように赤くなり腕や足にも両側性にレース様の紅斑がみられます。
発疹が出現期を迎えて伝染性紅斑と診断される頃には他者への感染性はほとんどないと言われています。
大人の場合は子供とは症状が異なり頬には出ず手足に発疹がでやすいです。
ワクチンや治療薬はないため、治療は対処療法になります☝
妊婦さんなどへの感染を防ぐために日頃から手指衛生や咳エチケットが大切です😷
りんご病に限らず風邪の様な症状がある場合、基本的に何かしらの病原体に感染しています。
常に人に感染させる可能性があると考えて行動するようにしましょう🍀