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皆さま、こんにちは！

八尾市　久宝寺にあります

ほしの皮膚科クリニック

スタッフSです👩

 

10月に入りましたが、まだまだ日中は暑いですね。

16日よりインフルエンザ予防接種の受付を始めます。詳しくは⇩

インフルエンザ予防接種についてのご案内

 

本日は、ニキビと間違われやすい脂漏性皮膚炎についてお話しさせて頂きます。

 

脂漏性皮膚炎とは…

皮膚は皮脂腺から毛孔を通じて皮脂が分泌されています。皮脂の分泌が多くなった状態を脂漏といい、脂漏になると紫外線やカビ(真菌)などによって皮脂が脂肪酸に分解され、皮膚が炎症起こすことがあります。

これを脂漏性皮膚炎といいます。

脂漏性皮膚炎になると、マラセチア菌という真菌が関与して、発症・悪化させることがあります😟

皮脂の分泌状況や、湿潤環境などさまざまな環境因子がマラセチアにとって好条件になった場合、発症すると考えられます。

脂漏性皮膚炎の出来やすい場所⇩

自然に治ることが多い乳児の脂漏性皮膚炎に比べて、青年期以降に発症すると再発を繰り返し、治るまでに時間がかかることもあります。

また、脂漏性皮膚炎では、カンジタ感染による皮膚症状と類似していることもあるため、真菌鏡検査で鑑別することがあります☝

 

見た目は、赤い湿疹様のため、ニキビだと思い、長期に渡りニキビ薬を外用して改善しないと受診される方も多くいらっしゃいます。

ニキビや、湿疹が長期化している場合は、一度ご相談下さい🏥